平成レトロゲーム物語 ファミ郎とセガ太郎
第7話
仮想ラクーンシティ
ファミ郎が働いてる職場のおじさんから貰ってきた都まんじゅう。
その都まんじゅうを持ち帰り、電子レンジでチンして食べる2人。
美味いぃぃ〜…
ボロボロ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)💦セガ太郎
美味いよね〜都まんじゅうは‼︎
(o^^o)✨
八王子の北口にある有名な都まんじゅう屋さん。そのお菓子はコンパクトなサイズで、とても食べやすくお手頃な値段で1個40円で購入できるものだったのだが、節約生活をしてる2人にとってとても高価な贅沢品でもあるのだ。
俺の職場ではだ〜…れも愛想良くしてもくれないし、何にもくれない‼︎
(*´Д`💢*)セガ太郎
セガ太郎は八王子近くにあるレストランの皿洗いをして働いているのだった。
6ヶ月働いてだよ…例え短時間でも陰口言われても何言われても真面目に働いてるのに、何ひとつねぎらいの言葉すらないよあの職場。
(*´꒳`*💢)
………
(´・ω・)ファミ郎
ファミ郎の仕事は倉庫内のアルバイト。
主に仕分けやトラックの積み込みなどをしているのだが、セガ太郎の仕事場と違って働いてる人達がとても優しく、働いてから約6ヶ月の間、何一つ不自由なく働いてるだけではなくて、短時間の仕事で帰るのに感謝されているのだ。そして毎日のようにお菓子や食べ物などを貰って来るので、貧乏な生活してる2人にとって、本当に助けられてる贈り物だった。
そういえば、長内さんだっけ?
良い人だなぁ〜…こんな良いお肉タダでくれるなんて…早速夜食として使わせてもらうぜ‼︎
♪( ^ω^✨ )♪セガ太郎
楽しみだね…
(^∇^)…(._.)💦ファミ郎
本当にセガ太郎の事をかわいそうだと思っているファミ郎。
自分は職場に恵まれていて、例え帰ってくる時に近所の人などに陰口や差別されても、職場の人達と話をして自分自身の事を理解してもらって相談してもらったり話をしたら聞いたり、そして職場では必要だと言われて救われてるファミ郎。
しかしセガ太郎は働いてから約6ヶ月。
仕事場から面白い話を一度も聞いたこともなければ、楽しかったり仲良くなった話さえしないのだ。
それを感じさせないようにと、一緒にいる時は笑顔で仲良く喧嘩したり笑ったりしているが…
ファミ郎…肉6枚入ってるよ‼︎
✌️(*^▽^*)✨セガ太郎
ラッキー‼︎これで3日分の夜食分確保できて節約できますなぁ〜…
🥩🔪ふんふふ〜ん♪( ✨)セガ太郎
(自分がなんとかしてあげないと…)
(|||´・_・`)💦ファミ郎
次の日。仕事から帰ってきたファミ郎は普通通り近所の目を気にしながら素早く家に入る。
ただいまぁぁ…
ボソボソ(´∀`)ファミ郎
お帰り…今日帰ってきたらバイオハザード1やろうぜ…
( ^∀^)ボソボソセガ太郎
うん。行ってらっしゃい…
ボソボソ👋( ^ω^ )ファミ郎
そしてセガ太郎は、すぐにファミ郎が乗っていた自転車に乗って職場に向かうのだった。
さてと…
🎒(._. )💦ファミ郎
いつもならセガ太郎が帰ってくるまで寝ているのだが、とある事を決意していたファミ郎は、目的の場所へと向かうのだった。
(自転車一つしかないし…セガ太郎が帰ってくる15時までにハローワークに行って、セガ太郎が楽しく仕事できそうなアルバイト探してあげなくちゃ…)
よっこいしょ…と(´ω`)🎒💦ファミ郎
そう、彼はバスに乗ってハローワークに行くのだった。
(この時間帯はほとんど人いないし、例え出会っても高齢の方が多いから、そこまで人の目を気にする必要ない…)
(´ー`)🎒💦ファミ郎
歩きながら色々と考えつつ、その日は偶然にも人から陰口など言われずに、ハローワークに無事何事もなく着いたのだった。
(ここにはもう行きたくないと思ったけど…友のためなら平気だ‼︎)
🎒(  ̄^ ̄)💦ファミ郎
ハローワークに着くと、すでに前々からファミ郎なりに考えていた、とある仕事場の求人をパソコンから探すことにしたのだった。
(下ネタばかり言うアンポンタンだけど…どんな事が職場であっても、絶対弱音を吐かないで普段通り話してくれる君には感謝という気持ちしかない…)
(´・ω・)💻ファミ郎
パソコンで求人票を発行して、その紙を持って担当の人のところに行くのだった。
すみません。よろしくお願い致します。
/(._.)\💦ファミ郎
そして15時…
ただいま〜…
ボソボソ(||| ̄▽ ̄)/✨セガ太郎
お帰り…いつもお疲れ。
ボソボソ( ^ω^ )ファミ郎
そして普段と変わらないやり取りをするふたり。
あのさ…今日ちょっと気分すぐれないからバイオハザード中止でいいかい…
(。-_-|||。)💦セガ太郎
風邪かい⁉︎大丈夫‼︎
(-᷅_-᷄๑)💦ファミ郎
んーん…なんでもないから…ちょっと寝たら忘れられるから…シャワー浴びてくる…
🚿(´ー`|||)
最近セガ太郎があんまり調子が良くないのだった。
彼はファミ郎と違って、昼間に帰るので色んな人に出会ってしまい、陰口とか馬鹿にされたりして帰り、職場でも何一ついい事がないということをファミ郎もなんとなく察していた。
セガ太郎がシャワー浴び終えた時のこと。
ふぅ〜…シャワー浴びたらスッキリした。
(o^^o)✨セガ太郎
水シャワーじゃなくても、お湯使っていいんだよ…使っても大したお金かからないし、そろそろ寒くなってきてるから、お湯使わないと風邪ひいちゃうよ。
(・ω・ )💦ファミ郎
あんがと…そうだね。そろそろお湯使ってもいいざんすなぁ〜…
( *´ω`*)✨セガ太郎
そしてファミ郎からセガ太郎に大事な話をした。
あのさ…
(。-_-。)💦ファミ郎
どうしたの?
(゚ω゚)?セガ太郎
リュックの中からとある求人票を出したファミ郎。
これなんだけどさ…
( ._.)💦ファミ郎
……
(。・ω・。)セガ太郎
ファミ郎が思っていた事を全て話すのだった。
実は今日バスでハローワーク行ってきて、職場のパートさんから教えてもらった仕事場の求人票探したんだ。そうしたら見つかってハローワークの職員さんに相談して、直接その会社に電話したら、面接OK出してもらって…そのあとハローワーク出た後にすぐ電話して、詳しく話したら職場見学しても良いから、都合が良くなったらいつでもきてくれて構わないよって言ってくれたんだ。
( ^ω^ )ファミ郎
お前…そのハローワーク…職員に外で大声出して馬鹿にされたのに…もう2度と行かないって言ったのに…俺のために行ってくれたのか…
(´・∀・`)セガ太郎
行きたくないのが本音だったけど…不思議と行きたい気持ちになったんだ。
こんな感覚久しぶりだった。
えー…とレトロゲームで例えるとホラ…バイオハザードで弾に制限あって大変なんだけど…
弾無制限手に入れたらそう言う事を気にしないで、自分の好き放題できるあの感覚…て何言ってんだろう自分?
(//∇//)💦ファミ郎
……
(´- v -`)セガ太郎
ごめん勝手に相談無しに…
( ´∀`)💦ファミ郎
そう言おうとしたところ、セガ太郎が土下座をして謝ってきた。
すまん
m(._.)m💦セガ太郎
土下座なんかしなくて良いよ‼︎
\\( ̄∇ ̄💦)ファミ郎
俺辞めるはあの会社…というかやめたくて仕方なかった。
今日もお前なんかいなくても良いんだよって、陰口言われてブチ切れて帰ってきたところだったんだ実は…
(-_-|||)💦セガ太郎
そんな会社にいる必要ないよ…君はその仕事場のストレス解消マシーンじゃないんだ。そんな会社に1ヶ月前から辞めますなんてきちんとした礼儀必要無しだよ。辞めてこの会社行ってみて、嫌だったらさ……なんとかなるからさ‼︎気にしない気にしない。
(≧∀≦💦)ファミ郎
美味い言葉が手でこなくて下手くそな返ししかできなかったファミ郎。
そしてセガ太郎も深く考えないで、ファミ郎の求人票を見るのだった。
明日から行っても良いのかな。
(^∇^)セガ太郎
実は明日からでもきてくれって頼まれてたんだ。
( ^∀^)ファミ郎
マジかよ‼︎大丈夫なのかその会社‼︎
( ´∀`)💦
ダメかもしれない…けどまぁ60歳代の人ばかりの清掃会社だから、優しい人が多いと思うよ…全員ほぼ女性らしいし。
( ^ω^ )ファミ郎
おいおい…女性好きと言っても熟女が好きとは一言も言ってないぞ‼︎
(≧∀≦)💦
そして談笑して明日から新しい職場へと行く事を決意したセガ太郎。
そのあと気分が良くなったのか、バイオハザード1をプレイして、楽しむふたりだった。
ちなみにそのあとすぐに辞める連絡をしたセガ太郎だったが、職場からは愛想のない返答をされただけではなく捨て台詞も吐かれて一方的に切られたのだった。
また落ち込んだセガ太郎だったが、すぐに気持ちを切り替えて笑顔がになった。
何故ならば彼は1人ではなく、もう1人一緒に暮らしてる大切な家族が住んでいたからだった。
次回‼︎新しい職場でまさかの⁉︎
バイオハザード1ほとんど関係ない話になり申し訳ありまさや🙇♂️💦
ちょこちょこうまいこと、レトロゲームの話題を作っていこうと思いますので、よろしくお願いいたします💦